今回の記事は今の心境をログとして残しておこうと思って書いていたら、やたら長文になってしまったのでお付き合いいただける方だけ読んでやって下さい。
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airに入社して約4カ月
やっと慣れてきたかなーという感じ。
ただ中途で入社したスタイリストにはいくつかテストがあります。いやーこれが思っていた以上に難関でした。入社した当時は、パパーンと合格できるっしょくらいに捉えてましたが、甘かったですね。正直に言うと2回落ちました。キャリアでいうと14年目。自分の技術に自信はありました。ただairで求められるクオリティは自分が想像していた以上のものでした。
凹みましたよね、単純に。そして気付きました。今までは自分の技術に酔っていただけなのかもしれないと。前サロンでは副店長を務めさせていただき、沢山のお客様を担当させていただいてました。その環境に甘えてたんですよね。お客様の事を考えてご提案をさせていただいていたつもりでしが、自分よがりになってたんだなーと。テストに落ちてからの日々はとにかくどうしたらその人が可愛く素敵にみえるのか。似合うスタイルはなんだろう?もうひたすらそれ。もちろん今までも常に考えていた事。でもそれを今まで以上にとことんこだわってスタイルを作る。寝ても覚めても頭の中はそればっかでした。時には思い通りにいかず、不甲斐ない自分に苛立ち、辛いと思うこともありました。
でもそれ以上に楽しかった。
airに入ってなければ知らなかった価値観や技術。それを自分の技術へと落とし込んでいく事もそうだし、自分の伸びしろにワクワクしましたよね。ただきれいにカットできればいいという事ではないしね。バランス感覚、感性も凄く大切だし。美容好きだなーって改めて思いました。楽しいなーって。やっぱりスタイルをこだわって作って、それがその人にはまったら単純に楽しいし喜んでもらえたらこれ以上の美容師冥利に尽きる事はないですよね。もし仮にスムーズにテストに合格していたら、この気付きや学びもなかったかもしれないと思うと、むしろ苦戦して良かったとさえ思います。まだまだ発展途上ですけどね。
そしてやっとテスト合格
もう10年近く前にスタイリストデビューした僕ですが、その時並みに嬉しかった。やっとairのスタイリストとしてスタートラインに立てた…そんな気分でしたね。
偉大な先輩方が数多く在籍する弊社。今はまだその背中を追う立場ですが、いつか追い付き追い抜きたい。それが僕にチャンスを与えてくれた会社への恩返しだと思います。また、沢山の方々の支えがあって合格する事ができました。ありがとうございました
でも実際はやっと土俵に上がれただけの事。本当の勝負はこれから。ガンガン進化して参ります!
テスト会場のair-AOYAMAから見えるセントグレース大聖堂が、なんだかこの日は少しだけいつもより輝いてみえたとさ。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
では。